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  • 執筆者の写真灯里

2月27日 さよならの朝に約束の花をかざろう

更新日:2019年9月19日

映画を見に行きたくて気になっているうちに行けずに終わっちゃった・・・

というよくあるパターンのやつでした。


先日TSUTAYAに行ったら、あ・もうレンタルになってるんだーと思い

借りてきました。原作なしのオリジナルアニメ映画なんですけど、イラストもタイトルもストーリーの感じも絶対泣いちゃうやつでしょう!と思っていまして・・・


ただ、最近は最初っから泣かせるよ!っていうアオリがすごくて、本でも映画でも

うーん何となく予想の範囲だったなーと泣けないこともしばしば。

それに最近このちょっと長めのタイトルも流行りですし。。

どうだろうなーと思ってたんですけど・・・もうじわっと・・じわぁっと泣ける。。


ファンタジーな世界観なんですけど、すごく人間味のある物語で

作画もキレイ。色使いが全体的に透明感があって、観終わった後、ちょっと切ないけどでも清涼飲料水のような爽やかな気持ちになれました。


物語のキーになるのは『出会い』と『別れ』。


ーSTORYー

10代半ばで外見の成長が止まり数百年の寿命を持つ“別れの一族”イオルフの民とよばれる種族に生まれた主人公の少女・マキア。



縦糸は流れ行く月日。横糸は人のなりわい。


イオルフの民は手紙の代わりに布を織る。人里離れた土地に住み、ヒビオルと呼ばれる布に日々の出来事を織り込みながら静かに暮らしていたのですが、突如イオルフの長寿の血を求めて襲撃されてしまいます。


仲間も故郷も失い、一人逃げ出したマキアが森の中で出会ったのは、親を亡くしたばかりの赤ん坊でした。


時とともに青年へと成長していくエリアルと時がたっても変わらない姿のマキア。

独りぼっち同士が一緒に歩んでいくかけがえのない時間の物語。



↓ちょっとネタバレしますので、お嫌な方はSkipしてくださいね












とにかく主人公のマキアが、守りたいものを守るために一生懸命強くあろうとするけなげな姿にぐっときます。。マキアはお母さんであろうと、ずっと涙を見せずに頑張るんです。本当の本当に最後まで約束した、もう泣かないということを、エリアルが天寿を全うするまで守りつづけて彼を見送るあの最後のシーンはほんとにぐっときました。。



愛情って、好きで前が見えなくなりがち。でも本当に相手のことを思えばこそ、マキアのような生き方もできるかもしれませんね。


まだ見てない人は、ぜひ一度観てみてくださいね。

アニメだけど、時間とともに移ろっていく感情の色の変化は大人の感性のほうが楽しめます♪タイトルの通り、とってもきれいでクリアな映画です。


灯里





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