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執筆者の写真灯里

3月1日 勾玉3部作・その1『空色勾玉』

更新日:2019年9月19日


今日から3月ですね~♪

桜はまだだけど、3月というだけでぐんっと春に近づいた感じ!


そして脈絡なく突然はじまる本のはなし。

ファンタジーは突然に。(←小田和正でご想像くださいw)


ArcadiaHeartsの音楽をお聴きの通り、私たちはいわゆるファンタジーものの題材を多く扱っています。ファンタジーって、もう完全に世界観まで全て架空のものであったり、すこし現実のことと混ざっていたりと、匙加減も色々で好き嫌いが分かれると思うのですが、私は物心ついた時からこのジャンルが大好きでした♪


大人になってもこの思考はついぞかわらず、相川七瀬の名曲に反して、夢見る少女のまますくすく育った灯里さんは、いまもファンタジーが大好物なのです。

ArcadiaHeartsの曲歌ってる時点でお分かりでしょうけど(笑)


中学生くらいの頃は典型的な図書館通いが趣味の人見知りっ娘だったんですw

当時ホラー以外のジャンルを読みまくってましたねぇ・・。怖いのは今もダメ。。

そのなかでも、私がファンタジー小説ってこんなに面白いんだ!!と意識するきっかけになった本と言っても過言ではありません。はじめてこの本を読んだのは中学2年生くらいだったと思います。その時読んだわくわく感は、そのあと何度読み返しても、大人になった今もずっと続いている大好きな作品。


前置きすっごく長くなっちゃいました。

それがね、タイトルの勾玉三部作とよばれている3冊のシリーズ。

全くの続きものではないので、それぞれ独立した1冊として楽しめますけど、3冊通して読むともっと楽しめるつくりになってます。


荻原規子さんのデビュー作品で、日本神話をベースにした物語。

なんとジャンルは児童文学。児童文学って子供向けのイメージあるでしょう?全くそんなことないんです!難しい言葉も漢字も結構出てきますしね、普段全然本読まないよーっていう子に読んでみて!と薦めるには躊躇するくらいのボリューム。めっちゃ厚めのハードカバーです。


けど当時、図書館で見つけたとき全然有名じゃなくて借り放題だったんですけど、

わたしは立ち読み数ページで子供ながらに『これはヤバい本をみつけてしまった・・!』と思いましたよ。その直感はやっぱりただしかった!


寝るのも食べるのもそっちのけで猛烈に読みまくり、数か月は寝ても覚めてもこの勾玉シリーズの世界を頭の中で妄想しなかがら、突然私にも非日常な何かが突然起こるかもしれないというふわふわした病気が私を苛みました(笑)


私が当時楽しんでいた、元祖初版の表紙はこれ




輝(かぐ)の大御神が治める地、羽柴の里に育った少女・狭也(さや)はある日、祭りの楽人である異郷人の一行に出会う。彼らの正体は輝に敵対する闇(くら)の一族で、狭也を闇の巫女姫・狭由良(さゆら)と呼び、狭也が生まれたときに握っていたと言う空色の勾玉を渡す。一行が去った直後、狭也が遠く憧れていた存在、輝の大御神の御子である月代王(つきしろのおおきみ)が現れ、狭也を采女としてまほろば・輝の宮に連れ帰ると言う――。輝の宮で不思議な少年・稚羽矢(ちはや)と出会ったことで狭也は大きな運命に巻き込まれていく。

不死の輝(かぐ)の勢力と、転生を繰り返す闇(くら)の勢力の戦い、葛藤が背景となって演じられる物語。



これが一冊読み終わると、日本神話や古事記や日本の歴史にも興味がわいてきますよ~


本の世界にどっぷりつかりたい人にオススメ♪


次は勾玉シリーズの2冊目を紹介しますね!


灯里

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